K-1 KHAN 2007 MAX 2/18
韓国のサイトで動画がありましたが、一応hを抜いておきます。
ttp://www.ivesound.co.kr/
保存用は少々お待ちください。
チェ・ヨンスの試合だけないようなのでこちらかこちらで「KHAN」で検索してください。
・リザーブファイト
○K.MAX vs ドリトン・ラーマ× 3R判定3-0
リザーブではR.I.S.E.でHAYATO相手に判定まで粘ったK.MAXさんが前回の韓国大会でチェ・ヨンスのカマセとなったラーマさんに勝利。
K.MAXさんは最初素性が不明キャラとして出てきましたけど意味あったんでしょうか。
・トーナメント
○イ・スファン vs 金聖訓× 1R左ストレート・KO
1回戦ではKOマシーン・イ・スファンが金聖訓を秒殺。
×キム・パンス vs イ・ジンファン○ 3R判定3-0
あのアンディ・サワー相手に好勝負を展開したキム・バンスが、顔すら忘れたイ・ジンファンに敗れる波乱。というほどでもないか。
なかなか回転の速いパンチを打つんですが、今回はあまり手数が出てませんでしたね。
こっそり注目していただけに残念。名前もパンツっぽくて覚えやすいですしね。
岡林レフェリーがファイファイうるさすぎなのが気になりました。ひょっとするとパンスもそれが気になって手数が出せなかったのかもしれません。
×寒川直喜 vs イム・チビン○ 3R判定3-0
注目の寒川vsチビンは、チビンが、離れればミドル・ロー近づけばパンチを的確に当て、2Rには右フックにで寒川の腰を落とした後コーナーに追い込んで
パンチの連打でスタンディングダウンを奪いました。3Rになるとダメージやお互いの体力が消耗していたこともあり、寒川は得意のジャブがあまり出ていません
でした。チビンは少しローが効いていたような気もしますが、危なげなく判定勝ち。前王者の貫禄を見せました。
○シンビ・テウン vs キム・ヨンジョン× 3R判定3-0
多少お腹がプヨってるかもしれない優勝候補筆頭、シンビテウンは、1R序盤から落ち着きすぎるほどの試合運びで相手のパンチを見切り、
2Rではキレのある右ローを中心に、3Rは左右のミドル、たまに強烈なヒザを鬼のように繰り出し完封。
見切りのよさはブアカーオ以上かもしれません。しかし負傷のため準決勝は棄権、ヨンジュンが繰り上がり。一体どこで負傷したのかわからないほどの完封でした。
準決勝
○イ・スファン vs イ・ジンファン× 3R判定2-0
1回戦を秒殺で上がってきたイ・スファンが長い足から繰り出されるパワフルな蹴りと伸びるストレートでイ・ジンファンを完封。
と思ったらドローにつけてるジャッジがいて驚き。彼の人生初の判定決着かもしれません。
しかしスファンは佐藤とあまり身長変わらないのにスピードもあるしガリガリじゃないですね。
どうなってるんでしょう。
○イム・チビン vs キム・ヨンジュン× 3Rレフェリーストップ・TKO
ヨンジュンもハイキックを当てるなど健闘しましたが、2R終盤にローキックが効き始め、3Rにロープ際に畳み込まれてパンチ連打のスタンディングダウン。
もう顔は完全に戦意喪失だが続行。バックハンドブローをヒットさせおぉっと思いましたが、すぐ左ミドルをつかまれての綺麗な右ストレートでチビン勝利。
こういう時ヨンジュンは1日2度も負けて戦績を汚すのはちょっと嫌ですね。
決勝
○イ・スファン vs イム・チビン× 1R左ミドル・KO
決勝の二人は、元々全日本キックのライト級トーナメントに出場していたこともあるチビンと、佐藤並の背を持つスファンの対決に。
二人が並ぶと3階級ほどの階級差があるように見えました。
試合のほうはスファンの左ミドルがチビンの腹をとらえ、チビンもパンチを返すも耐えられなくなりKO負け。
スファンが開幕戦へと駒を進めました。これでスファンが借りを返していない選手はレミギウスだけですかね。
・ワンマッチ
○シリモンコン・シンワンチャー vs キム・ハンウル× 3R右フック・KO
ボクシング元WBC王者で現役ランカーでもあるバリバリのシリモンコンがKのリングへ電撃移籍。
いかにも強そうな感じで色気もムンムン。
さすがに国際式ボクシングの前にはムエタイのランシットスタジアムの王者にもなっているだけあり、ローキックで倒れるはずもありません。
1Rからカウンターの右フックがハンウルの顎をかすめダウン。その後も重量感のあるミドルキックを駆使しつつ、3Rには右フックでハンウルを大の字に沈めました。
まだ久々のキックルールで慣れてない感じもありましたが、後々KOマシーンになることを予感させます。
ただ体重がすこし適正でない気もしました。
ひょっとすると、新設されるK-1ライト級のほうに行くのかもしれないですね。
ttp://www.ne.jp/asahi/anmonite/boxing/thai/thai2007/ml1168sirimonkol.html
↑シリモンコンK-1参戦にあたってのインタビュー 個人サイトのためhは抜かしました。
×パク・ヨンス vs ガオグライ・ゲーンノラシン○ 延長判定3-0
期待の巨人テコンダーとガオグライは、延長までもつれこむ接戦。
延長ではガオグライも攻めあぐんでいたとはいえ、ローも効いていたしスタミナの関係からもガオグライかと。そもそもヨンスはほとんど手数を出していなかったです。
と思ったら2-1でヨンスに票を入れてるジャッジがいてビックリ。しかも岡林。きっとアレですよね、もりあげるつもりの彼なりの配慮なんですよね。
ヨンスはやはりスムーズに蹴りの連打や踵落としが出せていましたが、やや腰の入っていないテコンドー式の蹴りのような気がしました。
まぁ前回ハイキックでKOしてますし、威力はあるみたいなのでよしとしましょう。
とりあえずローの対処を覚えたほうがいいですね。今回ガオグライがロー一本できていたら、危ないシーンもあったかもしれません。
WORLD GPアジア予選に出るつもりなんでしょうね。まぁ予選出場レベルには十分達してますかね。シルムよりは100倍マシです。
○チェ・ジェシク vs 東ジアングタオ× 判定3-0
前回、ヴァージル・コロッサにボコボコにされた『隻腕のヒットマン』ことチェ・ジェシクは、右ミドルを主力に右手が使えない分オーソドックス・サウスポーの構えを
多く切り替えていました。1Rに右ハイキックに相手がパンチをあわせてきた所を左ストレートでダウンを奪い、判定勝利。
というかヴァージル・コロッサに出てきてほしかったです。
○チェ・ヨンス vs 那須儀治× 判定2-0
結果から言ってしまえば接戦だったし、たまにパンチをあてていたチェ・ヨンスが、開催国の人間だということを考慮しても勝利でもいいかなと思ったのですが、
何故か那須選手がローをまったく蹴らないのが気になりました。これローなしルールだったかな?と思ったら、1R序盤にヨンスがローを1発蹴っているし、岡林レフェリーも
特に注意はしていません。。結局那須選手が放ったローは2R終盤のインロー一発のみ。(たぶん)
那須選手は普段からローキックを全く使わない人間なのでしょうか。それとも打ち合って倒したいとでも考えていたのでしょうか。
もし韓国K-1サイドからローを蹴らないように指示があったとしたら非常に残念です。ただ、そうだとしてもチェ・ヨンスは人格者らしいので、ヨンスが何も知らなかった可能性はあります。
KHAN公式(http://khan.k-1fightingnetwork.com/result2.htm)